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なんか、飛んでる。

misfire10.exblog.jp

あの事故から1週間

まさにファイナルデッドコースターでしたね・・・。


亡くなったときの状況とかテレビで何度も見ましたよ。

新アトラクション建設のために車軸の点検が見送られてた、とか。

実際に同じ車両に乗り合わせていた人たちは、
きっとトラウマになっているんじゃないかと思う。


目の前であんな事故が起こったら・・・。

想像できない。というかしたくない。現場はどれだけ悲惨だったんだろう?
2、3両目に乗った人たちは亡くなった人のグループ。



亡くなった人のお焼香、ランドの社長さんはさせてもらえなかったとのこと。

謝罪会見、本当に申し訳なさそうに見えた。

かばうように見えるかもしれないけど。

1回の点検にかかる費用は莫大。

・・・でも、100%の安全がなければいけない。

コースターは自分の意思じゃどうにもできない。

いざというときに逃げ出すこともできない。


ずさんさ・・・というか、それもあるとは思うけど、
何より遊園地の維持って大変なものだな、とそれを知った。

それが大規模であればあるほど。

目玉となるアトラクションが多いほど。

人の手でつくられた金属。

完璧なことはないはずなのに、それでも自分は大丈夫なんて思ってる。

きっと被害者もこんなことになるなんて思わなかったはず。


みんなが傷ついた。

お客さんもだけど、これを考案・設計した人も、運営していた人も。

風神雷神Ⅱ自身だって、もっとこれからも色んな人たちを乗せて楽しませたかったって思ってるんじゃないか。

だってあの人が乗る前の回まで、悲鳴あげながらも限界まで頑張って頑張って・・・。

そして、とうとうそれを超えてしまった。

せつない。せつなすぎる。

きっと苦しかったんだ。痛いのに、気づいてもらえなくて、

それでも働きつづけて。

結果こんなことになって、事故車両はクレーンで吊り上げられて撤去されて・・・

そんな光景が、なんだか浮かんでくるようで。


そう、なんか衝突事故の車が撤去されてるときとかそういうのを見たときと似てる。

ガラス粉々になって、正面ベッコリで原型とどめてなくて。


車って、なんか顔に見えますよね。

そういうの見るとだからどうしても車が泣いてるようにみえる。


結局人の手で作られた機械にすぎない。
なのに、感情とかないとかわかってても、
小さい頃から妙に物そのものに感情移入してしまう。

ゴミ箱に捨てたものとか、これから焼かれるんだとか考えると捨てられなかった。
紙がかわいそうだった。
本とかちょっとでも乱暴に扱ったあとは「ごめんね」という気持ちでいっぱいだった。
いらいらして物にあたってしまったときなんて、我に帰って申し訳なくて泣いてたような気がする。
あと食べ物か・・・。吐くの大嫌いだったのはたぶんそのせいかもしれない。


最近はそういうふうに感じることが少なかったから、(捨てる、ことに慣れたのか?)
久しぶりだ、こんな気持ちになるのって。

こんなことかいてるとなんか妹に笑われそうな気がする・・・。
いや、べつにいいんだ、ほんとのことだ。


事故とかの背景にあるのは人間だって、事故車だって怪我しているのは人間だって、それはそれでわかっている。

そう、わかってるんだ。

だけど、なんていうのかな~こういうの・・・。


私っておかしいんですかね?



結局何言いたかったんだっけ?

あぁそうだ、風神雷神Ⅱのことだった。

でも収拾つかないから、ここで終わろう(笑)


あ~でも(笑)なんかで締めくくっていいんだろうか。

そんなつもりなかった、真剣な話なのに。


あ、どんどんまた脱線方向に。

もういいや。
by satten0324 | 2007-05-12 22:29